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【市況】NY原油:続伸で43.04ドル、米国内の需給思惑で売り買い交錯も買い勝る


 NY原油は続伸(NYMEX原油1月限終値:43.04↑0.17)。41.72ドルまで下落した後、43.23ドルまで上昇した。前日の取引終了後に発表された全米石油協会(API)の週間統計で、原油在庫が260万バレル増加だったことを受けて、NY通常取引でも原油の売りが先行した。



 しかし、米エネルギー情報局(EIA)が25日発表した週報(週次石油在庫統計)でも在庫は増加したが(96.1万バレル)、織り込み済みの感じとなり、原油は下げ渋り。その後、米ベーカー・ヒューズ社発表の国内の石油掘削装置(リグ)稼働数が、前週比9基減の555基で2週連続の減少となり、原油の買い戻しが強まった。

《KK》

 提供:フィスコ

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