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【市況】国内大手証券、通信キャリア各社は今後も経費削減や株主還元に期待が持てるとの見解

 国内大手証券の通信セクターのリポートでは、通信キャリアの16年3月期7~9月期決算は各社とも良好で、今後も経費削減や株主還元に期待が持てると指摘。携帯設備投資が構造的な減少局面に入っていることから、フリーキャッシュフローの改善が予想されるとの見方で、個別ではではNTT<9432>をトップピックで推奨。
 KDDI<9433>は、「16年5月に発表予定の新中期計画に期待するとの見方に変更はない」として、ソフトバンクグループ<9984>は、「株価が割安との見方に変化はない」としながらも、Sprintの業績改善を待つ展開が続く見込みと解説。NTTドコモ<9437>は収益体質が改善してきているため、来年度は今年度よりも投資環境が好転するとみて、沖縄セルラー電話<9436>は、「音声定額制のマイナス影響を見極めたい」との見解を示している。
《MK》

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