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【市況】新興市場は12月注意! 個人投資家の節税対策売りが出やすい季節アノマリー

 東証マザーズ指数が6日連続高、日足チャートでは1日休憩を挟んで7日陽線となっている。この11月下旬の時期に新興市場が強いトレンドで買われている。
 市場では、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均、東証2部指数の上昇トレンドに注目する向きがあるようだ。11月4日、日本郵政グループ3社のIPOで新興市場は閑散となったが、再び新興市場へ個人投資家マネーが戻ってきている。指数上昇はその表れと言えよう。
 ただ12月の新興市場は注意を促す、例年クリスマス休暇辺りまで新興市場はアンダーパフォームする傾向が強い。その背景として年内に損失を確定して節税対策した方が得だと個人投資家がポジションを整理する売りが出やすい時期であるからだ。個人投資家の影響の大きい日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数、この市場は要注意。
《MK》

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