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【通貨】東京為替:ドル・円は122円33銭付近、リスク回避の動き


25日午前の東京外為市場でドル・円は122円33銭付近。前日からのシリア情勢の混乱を背景とした値動き。

24日のトルコ軍によるロシア機撃墜などシリア情勢の混乱を背景にリスク回避の動きが広がっており、ドル・円は値を下げる展開。東京市場では122円58銭から122円26銭まで下落した。日経平均株価の弱含みは一服しつつあるが、リスク選好的なドル買いは縮小している。

また、ランチタイムの日経平均先物は引き続き弱含む展開となっており、ドル・円は午後の取引もやや売りが優勢となりそうだ。上海総合指数が大きく下げた場合、リスク回避的な円買いが増える可能性もあろう。

なお、ユーロ・ドルは軟調地合いとなり、1.0640ドルから1.0659ドルで推移。また、ユーロ・円は下げ渋り、130円36銭から130円53銭で取引された。

【要人発言】
・日銀金融政策決定会合議事要旨(10月30日開催分)
「物価上昇率がゼロ%であっても家計は物価が上がっていると認識しており、デフレから脱却しつつある」
・ドイツ連銀総裁
「欧州共通の預金保険導入は悪影響も(独ビルト紙)」

《XH》

 提供:フィスコ

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