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【材料】アステラス薬が小安い、欧州大手証券は当面は現状容認というスタンスでよいとの見解

 アステラス製薬<4503>は小安い。
 クレディ・スイス証券は、同社の第2四半期の好決算を反映して16年3月期以降の業績予想を上方修正している。ただ、投資評価は引き続き「ニュートラル」を継続、バリュエーションの低下により目標株価は2000円から1900円へ引き下げられた。19年の過活動膀胱治療薬ベシケアと抗がん剤タルセバの特許切れが重石となり株価はバリュートラップにはまったように見受けられると指摘。現状打破にはROEの目に見える改善を示す資本政策の導入が有効と思われるものの、会社側にその選択肢を検討する考えは現時点ではなさそうとみて、当面は現状容認というスタンスでよいとの見解を示している。
《MK》

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