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2015年11月25日09時05分

【市況】東京株式(寄り付き)=地政学リスク波及で利食い優勢

 25日の東京株式市場は売り優勢でスタートし、寄り付きの日経平均株価は前日比68円安の1万9856円と反落。前日まで日経平均株価は5日続伸で、東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は130%超と過熱警戒域にあることから、目先は利益確定売り圧力も意識されている。また、パリの同時テロやトルコによるシリア国境でのロシア軍機撃墜など有事モードにある中東情勢が、世界株市場に地政学的リスクに対する不安心理を波及させている。前日の米国株は欧州株安を引き継いで前半は安かったが、後半は原油市況の反発を背景とした資源エネルギー関連株の上昇を足場に切り返した。しかし、東京市場では、為替が1ドル=122円台半ばと円高傾向にあることや、シカゴ日経平均先物12月物が大阪取引所の清算値を下回って着地したこともあって、目先買い手控えムードは払拭しにくい。一方国内に目を向けると、26日に安倍政権は「一億総活躍社会」実現に向けた緊急対策取りまとめを行うほか、補正予算積み増しに対する思惑なども絡め政府の経済対策などに対する期待感が根強く、押し目では買い向かう動きも想定される。寄り付き時点で業種別では33業種中、石油、鉱業、電力ガスを除き安い。値下がりで目立つのは空運、精密機器、証券、陸運、その他金融、海運など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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