市場ニュース

戻る
 

【通貨】NY為替:ドル・円は122円54銭、トルコ軍が露軍機撃墜で地政学的リスクが高まる


 24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、122円64銭へ上昇後、122円31銭へ下落して122円54銭で引けた。米国の7-9月期国内総生産(GDP)改定値が予想に沿って上方修正されたことを好感し、いったんドル買いが強まった。しかし、NATO(北大西洋条約機構)メンバーであるトルコによるロシア機撃墜を受けて、プーチン大統領が「ロシア機撃墜はトルコの背信が原因」とトルコを強く非難したため、地政学的リスクが高まり、リスク回避のドル売り、円買いが優勢となった。


 ユーロ・ドルは、1.0673ドルから1.0628ドルへ下落して1.0643ドルで引けた。ユーロ圏の地政学的リスクの高まりに、ユーロ売りも継続した。ユーロ・円は、130円68銭から130円20銭へ下落した。


 ポンド・ドルは、1.5054ドルへ下落後、1.5093ドルへ上昇。ドル・スイスは、1.0185フランから1.0146フランへ下落した。

《KK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均