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【市況】【市場反応】米Q3GDP改定値/10月財の貿易収支、ドル下げ止まる


 外為市場では良好な米国経済指標を好感し、ドル売りが後退した。ドル・円は122円36銭の安値から122円50銭へ反発。ユーロ・ドルは1.0667ドルから1.0655ドルへ反落した。

米商務省が発表した7-9月期国内総生産(GDP)改定値は前期比年率+2.1%と、予想通り速報値の+1.5%から上方修正された。7-9月GDP価格指数も前期比+1.3%と、予想外に速報値の+1.2%から上方修正。一方、個人消費は前期比年率+3.0%と、予想外に速報値の+3.2%から下方修正された。

同時刻に発表された10月財の貿易収支では赤字幅が584.1億ドルと、拡大予想に反して9月の591.4億ドルから縮小、2月来で最小となった。

【経済指標】
・米・7-9月期GDP改定値:前期比年率+2.1%(予想:+2.1%、速報値:+1.5%)
・米・7-9月個人消費改定値:前期比年率+3.0%(予想:+3.2%、速報値:+3.2%)
・米・7-9月GDP価格指数:前期比+1.3%(予想:+1.2%、速報値:+1.2%)
・米・10月財の貿易収支:-584.1億ドル(予想-609億ドル、9月-591.4億ドル←-586.3億ドル)

《KK》

 提供:フィスコ

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