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【材料】欧州大手証券の工作機械見通し、2016年は回復はあっても限定的との見解

 UBS証券の工作機械セクターのリポートでは、2016年の注目点は、スマホ特需の復活、国内省エネ補助金の復活、米国受注回復などの可否と指摘。スマホはアップル「iPhone7」の大きさや構造によるものの、今年春先までに設置されたばかりの工作機械稼働率が低いため特需復活は限定的とみて、10月にファナック<6954>が受注したとされる特需は10億円程度と推測。
 「ものづくり補助金」は継続しそうなものの、今年のような投資額の半分を補助する「省エネ補助金」の復活は難しいとの見方で、米国の製造業の雇用や景況感が弱いことから、2016年は「回復はあっても限定的」と予想している。
《MK》

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