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【材料】日産自が続落、国内大手証券は目標株価引き上げもフロランジュ法と中国に警戒感

 日産自動車<7201>が続落。マイナススタートとなり、その後もジワジワと下げ幅を拡大。本日の安値圏で前場の取引を終えている。
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、10月の中国新車販売は減税の恩恵や商用車販売の回復、新モデル効果などで前年同月比16.8%増となったものの、現地景気の一層の減速懸念を踏まえると、その好調の持続性には疑問を抱かざるを得ないと指摘。17年3月期の中国現地販売台数は前期比3%増の130万台、営業利益は前期比ほぼ横這いと予想。
 フランスのフロランジュ法への対抗のために、ルノーの日産に対する出資比率が低下する可能性についても懸念しており、目標株価を1350円から1400円に引き上げるものの、レーティングは「ニュートラル」を継続している。
《MK》

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