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【通貨】11月23日のNY為替概況


 23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、123円18銭から122円80銭へ下落して122円80銭で引けた。

米国の10月シカゴ連銀全米活動指数、11月製造業PMI、10月の中古住宅販売件数が予想を下回ったこと、利上げに慎重なタルーロFRB理事の発言を受けてドル売りが優勢となった。しかし、週末講演でのウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁の発言「米国の経済が現在の状況を維持した場合、12月に利上げを開始する正当性が強まる」を受けた年内の利上げ観測も根強く、下値は限定的だった。

ユーロ・ドルは、1.0657ドルへ上昇後、1.0592ドルへ下落して1.0625ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売り、ドル買いにオプションバリアーをつけて売りがさらに加速。ユーロ・円は、131円04銭から130円38銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.5190ドルへ上昇後、1.5119ドルへ下落した。

ドル・スイスは、1.0215フランから1.0179フランへ下落した。

【経済指標】・米・10月シカゴ連銀全米活動指数:-0.04(予想:0.05、9月:-0.29←-0.37)・米・10月中古住宅販売件数:536万戸(予想:540万戸、9月:555万戸)・米・11月製造業PMI速報値:52.6(予想:54.0、10月:54.1)

《KY》

 提供:フィスコ

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