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2015年11月23日18時14分

【市況】23日の香港市場概況:ハンセン指数は小幅安、上値の重さが意識される


23日の香港市場は小幅に値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比88.82ポイント(0.39%)安の22665.90ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が72.57ポイント(0.70%)安の10229.43ポイントと、そろって3日ぶり反落した。売買代金は622億6900万香港ドル(20日は644億3300万香港ドル)。

上値の重さを意識。ハンセン指数は今月に入り、心理的節目の23000ポイントを前に足踏みをしていたため、いったん利益を確定する動きが優勢となった(本日の高値は22802ポイント)。欧州や中国の金融緩和スタンスや、米金融政策の不透明感払拭などを支えに買われる場面がみられたものの、一段の材料に乏しいなかで徐々に売りの勢いが増している。
ハンセン指数の構成銘柄では、マカオ・カジノ株の下げが目立つ。銀河娯楽集団(27/HK)が4.0%安、金沙中国(1928/HK)が3.3%安で引けた。マカオを訪れた旅客数が10月、前年同月比で0.6%減の263万7106人に低迷したことが売り材料視されている。前月の0.4%増から、小幅ながらもマイナス成長に転じたことで、カジノ売上の先行きも不安視された。時価総額上位の本土系金融株なども、総じて軟調に推移している。

運輸セクターもさえない。中国国際航空(753/HK)が1.9%安、中国東方航空(670/HK)が1.7%安、太平洋航運集団(2343/HK)が2.7%安、中外運航運(368/HK)が1.8%安と値を下げた。空運株に関しては、欧州地域でテロの脅威が強まっていることが不安材料として意識されている。海運株に関しては、海上運賃の国際指標になるバルチック海運指数(BDI:1985年=1000)が連日で過去最低を更新し、初めて節目の500を割り込んだことが嫌気された(20日は498)。

素材関連セクターも売られる。銅生産で中国最大手の江西銅業(358/HK)が2.4%安、アルミニウム中国最大手の中国アルミ(2600/HK)が2.0%安、セメント・非鉄金属材料メーカー大手の中国中材(1893/HK)が3.2%安と下落した。

【亜州IR】

《MK》

 提供:フィスコ

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