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【市況】手がかり乏しく動きにくい、テロの脅威で手控えか


『米株式市場』


19日のNY市場は小動き。昨日のFOMC議事録を受けて、利上げを巡る先行き不透明感が払拭されものの、ヘルスケアセクターに売りが広がるなど、寄り付き後からもみ合う展開となった。ダウ平均は4.41ドル安の17732.75、ナスダックは1.56ポイント安の5073.64。


グローベックスの米株先物はNYダウでは20ドル高程度で推移している。重要な経済指標の発表は予定されておらず、材料に欠ける状況の中、週末要因もあって動きづらい相場展開になりそうである。欧州ではユーロ圏消費者信頼感指数速報値(11月)の発表のほか、ドラギECB総裁が講演を予定している。金融政策に関した発言等を受けた欧州市場の動向に振らされる可能性はありそう。


また、西アフリカ・リマの首都バコマの高級ホテルに、武装した集団が押し入り、発砲したと報じられている。約170人の宿泊客などが人質になっているとみられているようだ。なお、マリは1960年に独立するまでフランスの植民地だったようだ。世界的なテロの脅威が売買を手控えさせる可能性もありそうだ。

《TY》

 提供:フィスコ

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