市場ニュース

戻る
 

【通貨】来週の為替相場見通し=123円前後での往来継続も

 来週の東京外国為替市場のドル円相場は、123円前後を中心とするもみ合い相場が続きそうだ。予想レンジは1ドル=122円00~123円80銭。この週は、16日の7~9月期の国内総生産(GDP)や18~19日の日銀金融政策決定会合など日本国内でのイベントが関心を集めたが、金融政策は現状維持で市場の予想の範囲内の結果となった。来週は目立った経済指標の発表はなく、やや手掛かり材料難となる可能性もある。米国の12月利上げ観測が高まるなか、ニューヨークダウの動向などに関心が集まりそうだ。来週は24日に米7~9月期国内総生産(GDP)改定値の発表があるほか、23日に10月中古住宅販売が公表される。欧州絡みでは24日に11月ドイツIfo景況感指数が予定されている。日本国内では、27日に10月消費者物価、10月失業率が発表される。また、25日に10月30日開催分の日銀金融政策決定会合の議事要旨が公表される。(岡里英幸)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均