【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):大和ハウス、国際石開帝石、安川電、ノーリツ
■大和ハウス工業 <1925> 3,480円 +34 円 (+1.0%) 本日終値
大和ハウス工業<1925>はしっかり。同社は19日、福岡県糟屋郡宇美町の若草工業団地内で九州最大の大型マルチテナント型物流施設「DPL福岡宇美」を着工することを発表した。これまで同社独自の物流プロジェクト「Dプロジェクト」では、特定企業向けの物流倉庫であるオーダーメイド型のBTS型物流施設に加え、立地条件の良い場所に複数のテナントが入居可能で短期的な物流ニーズにも迅速に対応できるマルチテナント型を展開し、全国で195カ所の物流施設の開発を手がけている。今回、「DPL福岡宇美」では同社の経営資源(建築物の調査、設計、施工、建物の管理・運営に関するノウハウ)を組み合わせ、九州最大の物流施設を開発、テナント企業のさまざまなニーズに対応していく。
■国際石油開発帝石 <1605> 1,214.5円 +8 円 (+0.7%) 本日終値
国際石油開発帝石<1605>はしっかり。19日付で岡三証券がレーティング「中立」継続、目標株価を1050円から1250円へ引き上げているが、今16年3月期通期業績を連結営業利益で会社側計画の4180億円(前期実績5348億8600万円)に対して従来予想の3640億円から3470億円へ、来期予想を4150億円から2980億円へ引き下げた。同社の原油・ガスのネット生産量はアブダビADCO鉱区の取得などで増加基調にあるが、原油価格は需給が緩和している中で当面上昇することを見込みにくいと指摘している。
■安川電機 <6506> 1,640円 +10 円 (+0.6%) 本日終値
UBS証券の機械セクターのリポートでは、第3四半期は為替円安効果が大きく縮小したことから、粗利益率は12四半期ぶりに前年比マイナスになりそうと指摘。コストダウンや固定費削減が重要度を増してくるとみて、粗利益率のトレンドから注目企業をスクリーニング(増収率が低いながらも粗利益率の改善が大きい企業)。スクリーニング上位企業として安川電機<6506>とクボタ<6326>を紹介している。
■ジグソー <3914> 15,120円 +20 円 (+0.1%) 本日終値
ジグソー<3914>が続伸。同社は19日、IoT(モノのインターネット)領域に特化した「IoTオートコントロールサービス」を業界に先駆けて開始すると発表した。このサービスは、すべてのIoTデバイスやセンサーデータの自動監視および自動運用が可能となるもの。これらはクルマやドローンなど高度なIoTに位置づけられる次世代ロボット全般が対象になるとあって期待材料となっているようだ。
■ノーリツ <5943> 1,817円 -65 円 (-3.5%) 本日終値 東証1部 下落率10位
ノーリツ<5943>が4日ぶりに大幅反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、同社の15年12月期第3四半期決算を受けて、主に売上高減少を背景に利益予想を減額したことを要因に、15年12月期以降の同証券業績予想を下方修正している。ただ、四半期別業績モメンタムは改善傾向を示していると解説している。同証券は、目標株価は1590円およびレーティング「アンダーウエイト」を継続している。
■日本ハム <2282> 2,412円 -54 円 (-2.2%) 本日終値
日本ハム<2282>が反落。UBS証券では、来期業績への疑念や第3四半期の売上懸念等により、株価は目先、軟調に推移する可能性が高いと指摘。それでも、国内食肉が相場変動に耐えうる収益基盤で来期も利益を伸ばし、加工は原料高軽減で収益が回復するとみて、国内外ファーム事業の中期成長余力が高いことやバリュエーションが比較的低位にあることなどから、レーティング「バイ」を継続。「来期減益懸念が晴れること」をカタリストとして取りあげ、目標株価を3400円から3150円に引き下げている。
■豊田合成 <7282> 2,951円 -59 円 (-2.0%) 本日終値
豊田合成<7282>が反落。TIWでは、既に投資はピークを終え、来期以降は収穫期に入ると指摘。トヨタ自動車<7203>の今期投入主力新型車向けがフル寄与してくることや、中期的に安全規制強化により新興国で関連製品の拡大が見込め、自動車部品とオプトエレクトロニクス事業との融合による車載用LED製品の拡大も見込めることから、17年3月期以降、一段の収益向上を想定。市場全体の影響などから一旦調整が入る可能性はあるものの、底堅い株価展開を予想し、レーティング「2+」を継続している。
■日本カーボン <5302> 347円 -6 円 (-1.7%) 本日終値
日本カーボン<5302>の株価は350円前後で底堅い動きが継続、好実態評価から400円を目指す動きを期待したい。ファインカーボンは、炭素繊維や特殊炭素材料が高付加価値品を中心に回復、リチウムイオン電池負極材も堅調に推移している。円安効果が加わり、今15年12月期は通期連結営業利益で22億円(前期比56.1%増)と大幅増益を見込む。千数百度の高温大気中でも優れた強度と弾性率を保持するセラミックス繊維「ニカロン」は航空機用の次世代エンジン部品に採用され、機体の軽量化や耐久性・燃費性能の大幅向上に貢献、増産ペースが加速化すれば来期以降、その寄与度を高めていこう。
■コスモHD <5021> 1,653円 -23 円 (-1.4%) 本日終値
コスモエネルギーホールディングス<5021>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、石油事業の利益回復が重要課題と指摘。精製能力の規模の違いを考慮しても、同社は石油事業利益率水準が低いと判断されることから、石油事業のより早い収益性改善が求められていると解説。レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を1770円から1620円に引き下げている。
●ストップ高銘柄
スノーピーク <7816> 3,965円 +700 円 (+21.4%) ストップ高 本日終値
以上、1銘柄
●ストップ安銘柄
LCAHD <4798> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安 本日終値
以上、1銘柄
株探ニュース
大和ハウス工業<1925>はしっかり。同社は19日、福岡県糟屋郡宇美町の若草工業団地内で九州最大の大型マルチテナント型物流施設「DPL福岡宇美」を着工することを発表した。これまで同社独自の物流プロジェクト「Dプロジェクト」では、特定企業向けの物流倉庫であるオーダーメイド型のBTS型物流施設に加え、立地条件の良い場所に複数のテナントが入居可能で短期的な物流ニーズにも迅速に対応できるマルチテナント型を展開し、全国で195カ所の物流施設の開発を手がけている。今回、「DPL福岡宇美」では同社の経営資源(建築物の調査、設計、施工、建物の管理・運営に関するノウハウ)を組み合わせ、九州最大の物流施設を開発、テナント企業のさまざまなニーズに対応していく。
■国際石油開発帝石 <1605> 1,214.5円 +8 円 (+0.7%) 本日終値
国際石油開発帝石<1605>はしっかり。19日付で岡三証券がレーティング「中立」継続、目標株価を1050円から1250円へ引き上げているが、今16年3月期通期業績を連結営業利益で会社側計画の4180億円(前期実績5348億8600万円)に対して従来予想の3640億円から3470億円へ、来期予想を4150億円から2980億円へ引き下げた。同社の原油・ガスのネット生産量はアブダビADCO鉱区の取得などで増加基調にあるが、原油価格は需給が緩和している中で当面上昇することを見込みにくいと指摘している。
■安川電機 <6506> 1,640円 +10 円 (+0.6%) 本日終値
UBS証券の機械セクターのリポートでは、第3四半期は為替円安効果が大きく縮小したことから、粗利益率は12四半期ぶりに前年比マイナスになりそうと指摘。コストダウンや固定費削減が重要度を増してくるとみて、粗利益率のトレンドから注目企業をスクリーニング(増収率が低いながらも粗利益率の改善が大きい企業)。スクリーニング上位企業として安川電機<6506>とクボタ<6326>を紹介している。
■ジグソー <3914> 15,120円 +20 円 (+0.1%) 本日終値
ジグソー<3914>が続伸。同社は19日、IoT(モノのインターネット)領域に特化した「IoTオートコントロールサービス」を業界に先駆けて開始すると発表した。このサービスは、すべてのIoTデバイスやセンサーデータの自動監視および自動運用が可能となるもの。これらはクルマやドローンなど高度なIoTに位置づけられる次世代ロボット全般が対象になるとあって期待材料となっているようだ。
■ノーリツ <5943> 1,817円 -65 円 (-3.5%) 本日終値 東証1部 下落率10位
ノーリツ<5943>が4日ぶりに大幅反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、同社の15年12月期第3四半期決算を受けて、主に売上高減少を背景に利益予想を減額したことを要因に、15年12月期以降の同証券業績予想を下方修正している。ただ、四半期別業績モメンタムは改善傾向を示していると解説している。同証券は、目標株価は1590円およびレーティング「アンダーウエイト」を継続している。
■日本ハム <2282> 2,412円 -54 円 (-2.2%) 本日終値
日本ハム<2282>が反落。UBS証券では、来期業績への疑念や第3四半期の売上懸念等により、株価は目先、軟調に推移する可能性が高いと指摘。それでも、国内食肉が相場変動に耐えうる収益基盤で来期も利益を伸ばし、加工は原料高軽減で収益が回復するとみて、国内外ファーム事業の中期成長余力が高いことやバリュエーションが比較的低位にあることなどから、レーティング「バイ」を継続。「来期減益懸念が晴れること」をカタリストとして取りあげ、目標株価を3400円から3150円に引き下げている。
■豊田合成 <7282> 2,951円 -59 円 (-2.0%) 本日終値
豊田合成<7282>が反落。TIWでは、既に投資はピークを終え、来期以降は収穫期に入ると指摘。トヨタ自動車<7203>の今期投入主力新型車向けがフル寄与してくることや、中期的に安全規制強化により新興国で関連製品の拡大が見込め、自動車部品とオプトエレクトロニクス事業との融合による車載用LED製品の拡大も見込めることから、17年3月期以降、一段の収益向上を想定。市場全体の影響などから一旦調整が入る可能性はあるものの、底堅い株価展開を予想し、レーティング「2+」を継続している。
■日本カーボン <5302> 347円 -6 円 (-1.7%) 本日終値
日本カーボン<5302>の株価は350円前後で底堅い動きが継続、好実態評価から400円を目指す動きを期待したい。ファインカーボンは、炭素繊維や特殊炭素材料が高付加価値品を中心に回復、リチウムイオン電池負極材も堅調に推移している。円安効果が加わり、今15年12月期は通期連結営業利益で22億円(前期比56.1%増)と大幅増益を見込む。千数百度の高温大気中でも優れた強度と弾性率を保持するセラミックス繊維「ニカロン」は航空機用の次世代エンジン部品に採用され、機体の軽量化や耐久性・燃費性能の大幅向上に貢献、増産ペースが加速化すれば来期以降、その寄与度を高めていこう。
■コスモHD <5021> 1,653円 -23 円 (-1.4%) 本日終値
コスモエネルギーホールディングス<5021>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、石油事業の利益回復が重要課題と指摘。精製能力の規模の違いを考慮しても、同社は石油事業利益率水準が低いと判断されることから、石油事業のより早い収益性改善が求められていると解説。レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を1770円から1620円に引き下げている。
●ストップ高銘柄
スノーピーク <7816> 3,965円 +700 円 (+21.4%) ストップ高 本日終値
以上、1銘柄
●ストップ安銘柄
LCAHD <4798> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安 本日終値
以上、1銘柄
株探ニュース