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【経済】富士重工の中国新車販売停滞、15年目標の14%下方修正検討


中国の新車販売目標を引き下げる方向で、富士重<7270>が検討を進めている。「スバル」ブランド自動車の販売停滞を考慮したもの。中国経済成長鈍化に伴う新車価格競争に巻き込まれないよう、舵取りしたい考えだ。主力の米国に力を入れる。盖世汽車網が20日、外電情報として伝えた。
中国の新車販売について、同社は2014年時点で「2020年の12万台を目指す」と説明していた。ただ、足元の販売は、逆にマイナス成長を余儀なくされている。15年の販売目標は、前年比14%減の4万6500台に引き下げる構えという。
世界のスバル車販売に占める比率は、最大の米国が61%に上るのに対し、中国は5%に過ぎない。米国では15年販売の9.5%成長を目指す。インディアナ州の現地工場では、年産能力を倍増する計画だ。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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