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【市況】東京株式(前引け)=3連休前で買い手控えムード

 20日前引けの日経平均株価は前日比103円安の1万9755円と反落。前場の東証1部の売買高概算は8億5655万株、売買代金概算は9694億8000万円。値上がり銘柄数は703、対して値下がり銘柄数は1047、変わらずは163銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウなどが小安く引けるなど方向感を欠いており、3連休前の週末ということもあって利益確定の売りが優勢となった。売買代金は前場段階で1兆円を下回っており全体買い手控えムードを反映している。ただ、1万9700円台前半では押し目買いも観測される。ECBが19日に開示した先月22日の定例理事会の議事要旨は追加緩和の可能性を示唆しており、中国の利下げと合わせ世界的な流動性期待が下値を支えた。
 個別ではトヨタ<7203>、ファーストリテ<9983>が軟調、住友不<8830>も安い。エスケイジャパン<7608>、大阪チタ<5726>が急反落、ノーリツ<5943>も売られた。サンデンHD<6444>も安い。明治海<9115>も利食われた。半面、明治HD<2269>が買われ、コーセー<4922>も上昇。シャープ<6753>が上値追い、日本エンター<4829>も活況高となった。JPHD<2749>、ネクソン<3659>も大幅高。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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