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2015年11月20日11時27分

【市況】概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は続伸、財政再建の推進が期待される


【ブラジル】ボベスパ指数 48138.89 +1.48%
19日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比703.31ポイント高(+1.48%)の48138.89で取引を終えた。47437.26から48226.83まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは44、値下がりは16、変わらず3であった。

ブラジル議会が前日、歳出拡大につながる立法化に対する大統領拒否権の支持を決定したほか、下院議長が「ルセフ大統領の弾劾手続きを開始するかどうかの決定は、来年に延期する」と発言。それらを受けて、ブラジルの政治的混乱がいったん収まり、ルセフ政権による財政再建の推進が期待され、新たな格下げも回避されるとの見方が広がり、株高になったもよう。

【ロシア】MICEX指数 1811.20 +0.04%
19日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は、前日比0.72ポイント高(+0.04%)の1811.20で取引を終了し、ほぼ横ばいであった。1085.45から1842.11で推移した。

前日の取引終了後に発表された米10月FOMC議事録で、12月利上げが確実な状況となったが、利上げ時期をめぐる不透明感払しょくから米株が上げたことで、19日の欧州株も連れ高となり、ロシア株も追随した。ただ、中盤に発表されたロシアの10月小売売上高が一段と落ち込んだことをきっかけに売りが強まり、ロシア株は上昇幅を大きく縮小したもよう。

【インド】SENSEX指数 25841.92 +1.41%
19日のインドSENSEX指数は反発。前日比359.40ポイント高(+1.41%)の25841.92、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同110.95ポイント高(+1.43%)の7842.75で取引を終えた。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させた。前日の米株式市場の上昇や、この日のアジア市場が堅調な値動きを示したことを受け、買いが先行。国内では、財務省が再生可能エネルギーへの資金支援を強化するよう市中銀行に要請したことが、同セクターの支援材料。地元メディアによると、資金支援をめぐり、政府は今月23日市中銀行と会談する計画だという。さらに、政府が総額834億9000万ルピーの鉄道投資計画を承認したことも関連銘柄の物色手掛かりとなった。

【中国本土】上海総合指数 3617.06 +1.36%
19日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比48.59ポイント高(+1.36%)の3617.06ポイントと3日ぶり反発した。

政策期待が支え。指数は一時マイナス圏で推移したものの売り込む動きはみられず、後場から再びプラスに転じた。国務院発展研究センター(マクロ経済研究部)の張立群・研究員が19日、「第13次5カ年計画」がスタートする2016年の経済成長率は7%を上回るとの認識を示したことが材料視されている。当局が各種の景気テコ入れ策を打ち出すとの期待感が一段と強まった。引けにかけて上げ幅を広げている。

《NH》

 提供:フィスコ

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