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【経済】人民元:SDRへの組入の可能性大、構成比率は予想以下も


米スタンレー・フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長はこのほど、国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)構成通貨の見直しについて、人民元が組み入れられる可能性が高いとの見方を示した。中国の成長ペースがしばらくほかの主要な経済国を上回るほか、中国経済の重要性が徐々に高まると指摘した。

これより先、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は、SDR構成通貨への人民元の組み入れを提言したと発言した。

一方、外国メディアは、人民元がSDR構成通貨に組入れられても割合が低いとの見方を示した。一部では、人民元の構成比率が14%前後になると予測し、これは市場予想の14-16%をやや下回る。

ただ、IMFは、こうしたメディアの報道について、コメントを控えている。

《ZN》

 提供:フィスコ

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