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【市況】20日の株式相場見通し=利益確定売り先行も、押し目買い意欲は持続

 20日の東京株式市場は、3連休の週末を前にして利益確定の売りが想定されるものの、目立った売り材料が見当たらないなかで、市場の旺盛な押し目買い意欲は持続するものと予想され、買い先行で日経平均株価は4日続伸となりそうだ。3カ月ぶりの2万円台回復を意識した展開も想定される。
 19日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比4.41ドル安の1万7732.75ドルと4日ぶりに小幅反落した。NYダウ平均株価が前日までの3日続伸で合計491ドル高と500ドル近い急ピッチな上昇となったことへの反動もあり、新規材料に乏しいなか方向感に欠ける展開となった。ナスダック総合株価指数は、前日比1.564ポイント高の5073.639と4日ぶりに小幅反落した。
 20日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=122円90銭台での推移となっている。
 日程面では、電話などを利用したコールセンター業務、治験支援業務などを手掛けるベルシステム24ホールディングス<6183>が東証1部に新規上場する。このほかに、11月の金融経済月報、10月の全国コンビニ売上高、10月の電力需要実績速報に注目。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年11月20日 08時43分

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