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【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 19,750円~19,950円。 

 米ダウ平均は、連日の値上がりで短期的な過熱感が警戒されるなか、特に目立つ買い材料も見当たらなかったことから、利益確定の売りが終始優勢となり小幅反落。その影響でシカゴの日経平均先物も、僅かに値下がりして取引を終えていることから、東京市場の朝方も売り先行により小幅安での取引開始となりそうだ。

 一巡後は、原油価格が下落していることから、エネルギーセクターは軟調に推移しそうで、週末特有のポジション整理も、連休前で何時もよりスケールが大きくなることが想定されるだけに、マーケットは方向感の乏しい展開から上値が重くなることが予想される。

 ただ、昨日の日銀金融政策決定会合の結果は現状維持となったが、将来的な追加緩和期待が残り、日経平均が20,000円の大台回復を目指す流れに変化は見られないことから、意外安の場面があれば拾っておきたい局面でもある。

 テクニカル的には、5日移動平均線(19,678円前後)が目先の下値メドとなり、維持出来ない場合は、一目均衡表の転換線(19,605円前後)支持線とし下値をサポートするだろう。

 新興市場のジャスダック平均は、ボリンジャーバンドの+1σ(2,597ポイント前後)~+2σ(2,622ポイント前後)のレンジ内での値動きとなりそうだが、一部市場からのリスクマネーが避難してくれば、+2σをバンドブレイクしてきそうだ。マザーズ指数は、昨日突破した75日移動平均線(809ポイント前後)が下値支持線として意識されそうである。

 本日の予想レンジ 19,750円~19,950円。(ストック・データバンク 編集部)

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