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【市況】NY金:続伸で1077.90ドル、米指標上振れもドル売り転換きっかけに買い戻しへ


 NY金は続伸(COMEX金12月限終値:1077.90↑9.20)。1068.30ドルから1086.60ドルまで上昇した。前日の取引終了後に発表された米国の10月連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、12月までに利上げ条件が満たされるとの見方が大勢とされ、12月利上げ確実との見方から金の売り先行で始まった。



 しかし、19日発表の米国の11月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や10月景気先行指数の上振れにも、ドル買いが進まなかったことから、その後、ドル売りに転じたタイミングで金の買い戻しが急速に強まったもよう。FOMC議事録の「メンバーは緩やかな緩和策の解除でほぼ合意」を、買い材料とする見方もあった。

《KK》

 提供:フィスコ

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