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【市況】日経平均は大幅に3日続伸、米株高の流れで一時300円超の上昇/相場概況


日経平均は大幅に3日続伸。18日の米国市場では、NYダウが247ドル高、シカゴ日経225先物清算値が19940円となった。こうした流れを受けて、日経平均は202円高からスタートすると、前場には19959.06円(前日比309.88円高)まで上昇する場面があった。日本銀行が金融政策の現状維持を決定したことが伝わると、後場の寄り付き後に一時112円高まで上げ幅を縮めた。ただ、売り一巡後は押し目買いや先物の買い戻しが入り、後場後半に再度19900円台に乗せる場面が見られた。

大引けの日経平均は前日比210.63円高の19859.81円となった。東証1部の売買高は20億7755万株、売買代金は2兆4292億円だった。業種別では、倉庫・運輸関連業、非鉄金属、鉄鋼が上昇率上位だった。一方、下落したのは空運業、不動産業の2業種のみだった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、ファーストリテ<9983>、三井住友<8316>など売買代金上位は全般堅調。富士通<6702>や楽天<4755>が3%超の上昇となったほか、アドバンテス<6857>、THK<6481>は5%近く上昇した。また、SKジャパン<7608>、ウチヤマHD<6059>、日本CMK<6958>などが東証1部上昇率上位となった。一方、ソフトバンクグ<9984>、日本郵政<6178>、日東電<6988>、キーエンス<6861>、デンソー<6902>などが軟調。また、住友ベーク<4203>、前田建<1824>、トレファク<3093>などが東証1部下落率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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