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【通貨】外為サマリー:一時1ドル123円10銭前後へ円高進む、日銀は追加緩和を見送り

 19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=123円28銭前後と前日午後5時時点に比べ1銭のドル安・円高と横ばい圏。ユーロは1ユーロ=131円97銭前後と同66銭のユーロ高・円安で推移している。
 日銀はこの日の金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決定した。追加緩和が見送られたことを受け、ドル売り・円買いが優勢となり午後0時50分過ぎには一時123円09銭まで円高が進行した。ただ、123円ラインに接近したところで値ごろ感からの買いが入り、その後、123円30銭前後に値を戻した。
 前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表を受け、米国の12月利上げの可能性が高まったとの見方から、ドル買い・円売りの意欲は強く123円近辺では値ごろ感からの買いが流入するようだ。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0704ドル前後と前日に比べ 0.0054ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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