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【材料】パイオニアが反発、自動運転関連として注目続く

 パイオニア<6773>が反発。前日にひと押し入れたものの、25日移動平均線を絡めた強調トレンドを維持している。車載カメラやミリ波レーダー、赤外線センサーなどを使って周囲を認知し自動走行する「自動運転車」が株式市場でも有力テーマとして浮上している。完成車メーカーではITS専用周波数による運転支援システム「ITSコネクト」で先駆するトヨタ自動車<7203>を筆頭に、日産自動車<7201>やホンダ<7267>など大手各社が2020年の東京五輪をメドとする高速道路での自動運転実用化に本腰を入れている。そのなか、パイオニアは早くから自動運転分野を深耕、海外企業とも協業を図るなど同テーマの関連銘柄最右翼として注目度が高い。直近では周囲を3次元で把握できる計測装置「3Dライダー」の開発で市場の注目を集めた。業績面では15年4~9月期の最終損益が19億円の赤字と前年同期に続く損失となったが、足もとの業績悪は大方株価に織り込まれた感触だ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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