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【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 19,700円~20,000円。

 米ダウ平均は、注目の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、参加者の多くが12月利上げで意見が一致していたことが判明し、概ね想定通りの内容だった安心感から大幅続伸。その影響でシカゴの日経平均先物も、大証の終値に比べ(日中比)250円高(円建て)と、大きく値上がりして取引を終えていることから、東京市場の朝方も買い先行により上昇しての取引開始となりそうだ。

 一巡後は、昼ごろに日銀の金融政策決定会合の結果が発表される見込みで、内容を確認したいプレイヤーも多いことから、高寄り後はやや上値が重くなることも考えられる。ただ、為替市場では一段の円安ドル高となっていることや、日本のイベントに乗じた外国人の買いは依然として入りやすい状況なだけに、20,000円大台を目指した流れは変わらないだろう。

 テクニカル的には、5日移動平均線(19,583円前後)を下値支持線とし、20,000円の大台回復から、8/21の下窓(20,033円)を閉めるところまで意識されるそうである。

 新興市場のジャスダック平均は、ボリンジャーバンドの+1σ(2,593ポイント前後)~+2σ(2,616ポイント前後)での値動きが想定されるが、+2σをバンドブレイクしてくれば、次の上値メドは26週移動平均線が位置する、2,635ポイント前後となりそうある。マザーズ指数は、昨日突破した25日移動平均線(794ポイント前後)が下値メドとなり、上値は75日移動平均線(811ポイント前後)が抵抗線となりそうだ。

 本日の予想レンジ 19,700円~20,000円。(ストック・データバンク 編集部)

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