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【特集】トライステージ Research Memo(8):18/2期まで配当性向100%水準の株主配当を実施


■株主還元策

トライステージ<2178>は株主還元策に関して、2018年2月期まで配当性向で100%水準となる株主配当を実施していく方針を示している。配当性向100%を行うための十分な内部留保があることに加えて、今後3年間での収益拡大に対する自信の表れを見せた格好となる。2016年2月期に関しては予想EPSが54.9円のため、54円の配当を予定しているが、22%強の自己株式取得に伴う予想EPSの上昇によって配当の増額が見込まれるほか、業績が計画を上回れば配当も連動して増額されることが期待される。

一方、株主優待制度ではQUOカードの贈呈を年2回(2月末、8月末株主)行っている。100株以上500株未満の株主に対しては1,000円相当のQUOカードを年2回、また、500株以上保有の株主に対しては、5,000円相当のQUOカードを年2回進呈する。このため、配当金とQUOカードを合わせた単元当たりの総投資利回りは、現在の株価水準(11月5日1,920円)で見ると3.8%台の水準となる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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