市場ニュース

戻る
 

【市況】18日の中国本土市場概況:上海総合1.0%安で続落、証券株の下げ目立つ


18日の中国本土マーケットは値下り。主要指標の上海総合指数は、前日比36.33ポイント(1.01%)安の3568.47ポイントと続落した。上海A株指数は38.00ポイント(1.01%)安の3737.03ポイント。外貨建てB株相場も下落する。上海B株指数が4.91ポイント(1.30%)安の373.39ポイント、深センB株指数が0.83ポイント(0.07%)安の1196.01ポイントで引けた。

新規の買い材料に乏しい中で売られる流れ。上海総合指数は前日に一時約3カ月ぶりの高値水準まで上昇したとあって、戻り売り圧力も意識された。前日の終値を挟んで一進一退の値動きだったが、引けにかけて売りの勢いが増している。
業種別では、証券株の下げが目立つ。興業証券(601377/SH)が6.7%安で引けた。保険株や自動車株、インフラ関連株なども安い。ITハイテク関連株やバイオ医薬関連株の売りも続いた。

半面、不動産株は高い。大手の保利地産(600048/SH)が6.3%上昇した。中国政府が不動産在庫の消化に向け、各種の政策を検討している??と報じられたことが手がかり。主要70都市の10月新築住宅相場で、値上がりした都市数が前月の39から27に減少したことは特段の売り材料になっていない。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均