【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:そーせい、イオンモール、DNC、スタートトゥ
■そーせいグループ <4565> 5,490円 +570 円 (+11.6%) 11:30現在
そーせいグループ<4565>が大幅高。同社は昨日引け後、ウルティブロブリーズヘラーのFLAME試験の結果を発表した。導出品グリコピロニウム(NVA237)を含有するウルティブロブリーズヘラーについて、導出先のノバルティス社が第3相FLAME試験を良好な結果で終了したことを発表。本試験で1日1回吸入のウルティブロブリーズヘラーは、1日2回吸入のサルメテロール・フルチカゾン(気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患の治療に用いられる配合剤)に対して1年間にわたり軽度、中等度および重度のCOPD(慢性閉塞性肺疾患)増悪率を有意に抑制し、非劣性であることを確認する主要評価項目を達成。詳細なデータは、関連学会において発表される予定となっている。
■イオンモール <8905> 2,102円 +152 円 (+7.8%) 11:30現在 東証1部 上昇率3位
イオンモール<8905>が大幅続伸。17日の取引終了後に自社株買いを発表しており、これを好感した買いが入っている。上限を340万株(発行済み株式数の1.49%)、または60億円としており、取得期間は12月1日から来年1月15日まで。同時に、簡易株式交換によりダイエー100%子会社のOPA(東京都江東区)の完全子会社を発表しており、今回の自社株取得はOPA株主への交付(47億2600万円)および株主還元を主な目的としているという。これにより、来年3月には国内最大級の都市型ファッションビル・ディベロッパー企業が誕生することになり、業容拡大への期待も高まっているようだ。
■ダイキョーニシカワ <4246> 8,450円 +520 円 (+6.6%) 11:30現在 東証1部 上昇率6位
17日、DNC <4246> が12月31日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の4分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。
■日立金属 <5486> 1,535円 +72 円 (+4.9%) 11:30現在
日立金属<5486>が大幅続伸。クレディ・スイス証券では、16年3月期利益計画の下方修正発表後、株価は急落したものの、その結果、PERや対株式市場相対PBR、対自動車セクター相対株価とも過去10年間の最低水準にまで下落し、割安感が台頭したと指摘。自動車市場に回復感が出てきたことも株価反転に向け好材料とみて、レーティングを「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に、目標株価を1840円から1890円に引き上げている。
■ニチコン <6996> 1,059円 +41 円 (+4.0%) 11:30現在
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が17日付でニチコン <6996> の投資判断「ニュートラル(中立)」を継続し、目標株価を1000円→1050円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、アルミ電解コンデンサー市場は夏場以降、エアコン向けが想定以上に落ち込んだうえ、一般産業機械向けは中国FA需要の低迷で減速したと報告。しかし、同社は需要不振を収益性改善と住宅用蓄電システムでカバーし、上期営業利益は23億円と計画線を確保したことを評価している。同証券では、16年3月期の連結営業利益を42億円→48億円(会社計画は50億円)、17年3月期を58億円→60億円に上方修正した。一方、18年3月期は78億円→72億円に下方修正した。
■スタートトゥデイ <3092> 4,040円 +155 円 (+4.0%) 11:30現在
17日、スタートトゥ <3092> が発行済み株式数(自社株を除く)の4.5%にあたる489万1000株(金額で190億0153万円)を上限に、18日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は17日終値の3885円)を実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
■日テレHD <9404> 2,262円 +86 円 (+4.0%) 11:30現在
日本テレビホールディングス<9404>が3日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が17日付でレーティング「ニュートラル」継続ながら目標株価を2290円から2320円に引き上げた。足もとの好調な月次売上動向や業界内での競争力強化、コストコントロール向上による番組制作費の削減効果などを評価。今16年3月期通期業績を連結営業利益で会社側計画の480億円(前期実績423億8200万円)に対して従来予想の471億円から497億円へ、来期予想を531億円から557億円に引き上げている。
■古河電気工業 <5801> 262円 +9 円 (+3.6%) 11:30現在
古河電気工業<5801>が続伸。北米をはじめ光ファイバーが世界的な需要拡大局面にあり、収益を押し上げ要因となっている。15年4~9月期の連結営業利益は前年同期比47%増の91億3900万円と高変化をみせた。従来予想から40%以上も上振れしたことでにわかに市場でも注目度が増し、今月5日にマドを開けて急伸した後もマド埋め拒否の強い足を示しているが、きょう陽線をつければ10連続陽線を記録する。
■アリアケジャパン <2815> 6,150円 +210 円 (+3.5%) 11:30現在
アリアケジャパン<2815>が反発。岩井コスモ証券が17日付で新規に投資判断「B+」とし、目標株価を6500円に設定したことが好材料視されているようだ。上期の良好な収益が下期も続き通期会社予想に上振れの可能性が高いと評価。中期的には新規顧客の開拓や低コスト化の定着を進めることで、高い成長性が予想されるとしている。
■ジャパンマテリアル <6055> 2,300円 +73 円 (+3.3%) 11:30現在
17日、Jマテリアル <6055> が発行済み株式数(自社株を除く)の0.34%にあたる6万株(金額で1億3362万円)を上限に、18日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は17日終値の2227円)を実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
■高砂熱学工業 <1969> 1,803円 +43 円 (+2.4%) 11:30現在
高砂熱学工業<1969>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が17日付でレーティングは「ニュートラル」継続ながら目標株価を1730円から1830円に引き上げた。同証券ではリニューアル比率を高めることや大型案件における受注時採算改善など上期決算では収益実態が改善傾向を示しつつあり、下期以降の動向に注目としている。
■デクセリアルズ <4980> 1,395円 +28 円 (+2.1%) 11:30現在
デクセリアルズ<4980>は続伸。旧ソニーケミカルで今年7月に再上場したが、上場時は不人気となり、時価は公開価格の1600円を13%前後下回る水準にある。しかし、スマートフォン向け中心に光学弾性樹脂などニッチな電子材料を手掛けており、中期的な利益成長期待は強い。また、株主還元にも積極的で4%近い配当利回りは魅力。22%台の高ROEも経営の資本効率を重視する現在の相場にマッチする。来年1月末までのロックアップ期間が設定されており、いったん動意づけば追随買いを誘い、1500~1600円の真空地帯を駆け上がる展開も予想される。
■凸版印刷 <7911> 1,113円 +22 円 (+2.0%) 11:30現在
凸版印刷<7911>が続伸。この日、住民が居住地域の水害の状況を仮想体験できる自治体向けのサービスを開発したと発表しており、これを好感した買いが入っている。同サービスは、住民が手持ちのスマートフォンと、VR(仮想現実)映像を手軽に体験できる独自の閲覧用ゴーグルを組み合わせて利用するもので、自治体の水害ハザードマップと連動したバーチャルリアリティ(VR)映像で、居住地域の被災状況を仮想体験できるという。360度パノラマの動画により、予想される被災状況を直感的に理解できるようになることから需要が見込まれ、17年度には約10億円の売り上げを目指すとしている。
●ストップ高銘柄
アルファクス <3814> 1,077円 +300 円 (+38.6%) ストップ高買い気配 11:30現在
地盤HD <6072> 500円 +80 円 (+19.1%) ストップ高 11:30現在
など、2銘柄
●ストップ安銘柄
LCAHD <4798> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安売り気配 11:30現在
など、1銘柄
株探ニュース
そーせいグループ<4565>が大幅高。同社は昨日引け後、ウルティブロブリーズヘラーのFLAME試験の結果を発表した。導出品グリコピロニウム(NVA237)を含有するウルティブロブリーズヘラーについて、導出先のノバルティス社が第3相FLAME試験を良好な結果で終了したことを発表。本試験で1日1回吸入のウルティブロブリーズヘラーは、1日2回吸入のサルメテロール・フルチカゾン(気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患の治療に用いられる配合剤)に対して1年間にわたり軽度、中等度および重度のCOPD(慢性閉塞性肺疾患)増悪率を有意に抑制し、非劣性であることを確認する主要評価項目を達成。詳細なデータは、関連学会において発表される予定となっている。
■イオンモール <8905> 2,102円 +152 円 (+7.8%) 11:30現在 東証1部 上昇率3位
イオンモール<8905>が大幅続伸。17日の取引終了後に自社株買いを発表しており、これを好感した買いが入っている。上限を340万株(発行済み株式数の1.49%)、または60億円としており、取得期間は12月1日から来年1月15日まで。同時に、簡易株式交換によりダイエー100%子会社のOPA(東京都江東区)の完全子会社を発表しており、今回の自社株取得はOPA株主への交付(47億2600万円)および株主還元を主な目的としているという。これにより、来年3月には国内最大級の都市型ファッションビル・ディベロッパー企業が誕生することになり、業容拡大への期待も高まっているようだ。
■ダイキョーニシカワ <4246> 8,450円 +520 円 (+6.6%) 11:30現在 東証1部 上昇率6位
17日、DNC <4246> が12月31日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の4分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。
■日立金属 <5486> 1,535円 +72 円 (+4.9%) 11:30現在
日立金属<5486>が大幅続伸。クレディ・スイス証券では、16年3月期利益計画の下方修正発表後、株価は急落したものの、その結果、PERや対株式市場相対PBR、対自動車セクター相対株価とも過去10年間の最低水準にまで下落し、割安感が台頭したと指摘。自動車市場に回復感が出てきたことも株価反転に向け好材料とみて、レーティングを「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に、目標株価を1840円から1890円に引き上げている。
■ニチコン <6996> 1,059円 +41 円 (+4.0%) 11:30現在
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が17日付でニチコン <6996> の投資判断「ニュートラル(中立)」を継続し、目標株価を1000円→1050円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、アルミ電解コンデンサー市場は夏場以降、エアコン向けが想定以上に落ち込んだうえ、一般産業機械向けは中国FA需要の低迷で減速したと報告。しかし、同社は需要不振を収益性改善と住宅用蓄電システムでカバーし、上期営業利益は23億円と計画線を確保したことを評価している。同証券では、16年3月期の連結営業利益を42億円→48億円(会社計画は50億円)、17年3月期を58億円→60億円に上方修正した。一方、18年3月期は78億円→72億円に下方修正した。
■スタートトゥデイ <3092> 4,040円 +155 円 (+4.0%) 11:30現在
17日、スタートトゥ <3092> が発行済み株式数(自社株を除く)の4.5%にあたる489万1000株(金額で190億0153万円)を上限に、18日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は17日終値の3885円)を実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
■日テレHD <9404> 2,262円 +86 円 (+4.0%) 11:30現在
日本テレビホールディングス<9404>が3日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が17日付でレーティング「ニュートラル」継続ながら目標株価を2290円から2320円に引き上げた。足もとの好調な月次売上動向や業界内での競争力強化、コストコントロール向上による番組制作費の削減効果などを評価。今16年3月期通期業績を連結営業利益で会社側計画の480億円(前期実績423億8200万円)に対して従来予想の471億円から497億円へ、来期予想を531億円から557億円に引き上げている。
■古河電気工業 <5801> 262円 +9 円 (+3.6%) 11:30現在
古河電気工業<5801>が続伸。北米をはじめ光ファイバーが世界的な需要拡大局面にあり、収益を押し上げ要因となっている。15年4~9月期の連結営業利益は前年同期比47%増の91億3900万円と高変化をみせた。従来予想から40%以上も上振れしたことでにわかに市場でも注目度が増し、今月5日にマドを開けて急伸した後もマド埋め拒否の強い足を示しているが、きょう陽線をつければ10連続陽線を記録する。
■アリアケジャパン <2815> 6,150円 +210 円 (+3.5%) 11:30現在
アリアケジャパン<2815>が反発。岩井コスモ証券が17日付で新規に投資判断「B+」とし、目標株価を6500円に設定したことが好材料視されているようだ。上期の良好な収益が下期も続き通期会社予想に上振れの可能性が高いと評価。中期的には新規顧客の開拓や低コスト化の定着を進めることで、高い成長性が予想されるとしている。
■ジャパンマテリアル <6055> 2,300円 +73 円 (+3.3%) 11:30現在
17日、Jマテリアル <6055> が発行済み株式数(自社株を除く)の0.34%にあたる6万株(金額で1億3362万円)を上限に、18日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は17日終値の2227円)を実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
■高砂熱学工業 <1969> 1,803円 +43 円 (+2.4%) 11:30現在
高砂熱学工業<1969>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が17日付でレーティングは「ニュートラル」継続ながら目標株価を1730円から1830円に引き上げた。同証券ではリニューアル比率を高めることや大型案件における受注時採算改善など上期決算では収益実態が改善傾向を示しつつあり、下期以降の動向に注目としている。
■デクセリアルズ <4980> 1,395円 +28 円 (+2.1%) 11:30現在
デクセリアルズ<4980>は続伸。旧ソニーケミカルで今年7月に再上場したが、上場時は不人気となり、時価は公開価格の1600円を13%前後下回る水準にある。しかし、スマートフォン向け中心に光学弾性樹脂などニッチな電子材料を手掛けており、中期的な利益成長期待は強い。また、株主還元にも積極的で4%近い配当利回りは魅力。22%台の高ROEも経営の資本効率を重視する現在の相場にマッチする。来年1月末までのロックアップ期間が設定されており、いったん動意づけば追随買いを誘い、1500~1600円の真空地帯を駆け上がる展開も予想される。
■凸版印刷 <7911> 1,113円 +22 円 (+2.0%) 11:30現在
凸版印刷<7911>が続伸。この日、住民が居住地域の水害の状況を仮想体験できる自治体向けのサービスを開発したと発表しており、これを好感した買いが入っている。同サービスは、住民が手持ちのスマートフォンと、VR(仮想現実)映像を手軽に体験できる独自の閲覧用ゴーグルを組み合わせて利用するもので、自治体の水害ハザードマップと連動したバーチャルリアリティ(VR)映像で、居住地域の被災状況を仮想体験できるという。360度パノラマの動画により、予想される被災状況を直感的に理解できるようになることから需要が見込まれ、17年度には約10億円の売り上げを目指すとしている。
●ストップ高銘柄
アルファクス <3814> 1,077円 +300 円 (+38.6%) ストップ高買い気配 11:30現在
地盤HD <6072> 500円 +80 円 (+19.1%) ストップ高 11:30現在
など、2銘柄
●ストップ安銘柄
LCAHD <4798> 1円 0 円 (0.0%) ストップ安売り気配 11:30現在
など、1銘柄
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