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【通貨】外為サマリー:1ドル123円40銭前後の一進一退、ユーロ動向など注視

 18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=123円40銭前後での一進一退が続いている。
 ユーロ安が続くなか欧州や米国などの金融政策に関心が高まっている。前日発表された米10月消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.2%上昇と市場予想(0.1%上昇)を上回った。10月米鉱工業生産は予想を下回ったが、市場では12月の利上げ観測が強まった。
 この日の東京市場に移ってからは123円40銭前後でのもみ合い。きょうからあすにかけて、日銀金融政策決定会合が開催されている。また、今晩は10月米住宅着工件数が発表されるほか、先月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表され、その内容が関心を集めている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0640ドル前後と前日に比べ10銭前後のユーロ安で推移。対円では1ユーロ=131円30銭前後と同横ばい圏。17日のニューヨーク市場では一時1.0631ドルと4月中旬以来、7カ月ぶりのユーロ安水準に落ち込んだ。欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測は強くユーロ売りが優勢となっている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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