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【市況】個別銘柄戦略:手掛かり材料乏しい中、インバウンド関連などには期待感先行も


CME先物にさや寄せする格好から買い先行の動きが想定されるものの、その後はやや伸び悩む展開を想定する。明日には日銀決定会合の結果発表を控えるが、足元の株価上昇などで金融政策は据え置きの可能性が高いと考えられ、期待感の低下を映す動きにもなっていこう。訪日外客数の発表を控えて、インバウンド関連などには期待感が向かう公算。国慶節の影響などから10月の数値に対しては期待感が先行しやすいだろう。一方、昨日発表されたマンション発売動向などを受け、不動産セクターなどにはあらためてネガティブな反応が見込まれる。商品市況の下落など受け、資源関連株の軟調な動きも警戒されるところ。全般的に手掛かり材料が乏しい中、東レやスタートトゥなどの材料が出ている銘柄、日立金属やアドバンテストなど一部で評価引き上げが観測されている銘柄などに注目。

《KS》

 提供:フィスコ

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