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【材料】オークファン---15年9月期の売上高は15億円、主力サイトでのユーザー数拡大などが奏効


価格比較サイト運営のオークファン<3674>は13日、2015年9月期の通期決算を発表した。連結業績は、売上高が15.07億円、営業利益が1.71億円、経常利益が1.72億円、子会社株式の売却等により特別利益を計上したことで純利益は倍増の2.11億円となった(前期は単独決算だったため前期比較なし)。

主力サイト「オークファン」において、ユーザー数の拡大、収益基盤の確立・強化に取り組んだほか、第4四半期より連結子会社化したB2Bマーケットプレイス「NETSEA」のサービスを積極化したことが奏功した。

次期は中期経営計画「NEWパラダイム2017」に則り、今後の成長を加速させるために積極的かつ重点的に投資を進める。2016年9月期の業績予想は、売上高が前期比39.4%増の21.01億円、営業利益が同30.4%増の2.23億円、経常利益が同44.7%増の2.50億円、純利益が同12.1%増の2.37億円となった。
また、9日には、連結子会社の異動(株式譲渡)及び特別利益の発生を発表し、第1四半期に特別利益80百万円の計上を見込んでいる。

同社は、ショッピングサイトやオークションサイトの比較・検索・分析ができる価格情報比較サイト「aucfan.com(オークファン)」の運営を中心にインターネットメディア事業を展開。蓄積してきた300億件を超える実売価格データを武器に、個人(リセラー)及び個人事業主など売り手向け中心にサービスを提供。月間訪問者数は1,500万人を超え、一般会員数は51.2万人、有料会員数は6.8万人を誇る。
今後は、連結子会社のB2Bマーケットプレイスを運営するNETSEAの業容拡大に期待。

《SF》

 提供:フィスコ

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