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【通貨】明日の為替相場見通し=123円台の値固めも

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、123円台の値固めの展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=122円70~123円70銭。この日は、前日の欧州や米国市場が堅調に推移したことから、フランス同時テロのリスクオフ姿勢が後退。米利上げ観測を背景にしたドル買いで123円台での堅調な値動きとなった。ただ、一方でユーロは6カ月半ぶりの安値圏に下落しており、ドル高・ユーロ安が鮮明となった。当面の関心は米国や欧州の経済指標で、今晩は10月米鉱工業生産と10月米消費者物価指数(CPI)が発表される。足もとの米経済指標は弱めの数字が続いているだけに鉱工業生産やCPIの結果は注目されそうだ。同じく、今晩発表の11月ドイツZEW景況感指数もユーロの動向に影響を与えよう。あすは、日本では10月訪日外客数が発表される。また、日銀金融政策決定会合はあすから2日間の予定で開催される。(岡里英幸)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年11月17日 18時36分

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