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2015年11月17日16時17分

【市況】明日も追加緩和を意識した押し目拾いのスタンス【クロージング】


17日の日経平均は大幅反発。236.94円高の19630.63円(出来高概算22億5000万株)で取引を終えた。パリ同時多発テロの影響が警戒されていた週明けの欧米市場は、落ち着いた値動きだったことが安心感につながった。NYダウは連日200ドルを超える下げの反動もあって自律反発をみせ、シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円高の19685円だった。これにさや寄せする格好から、幅広い銘柄に買いが先行した。

その後は戻り高値水準でのこう着が続く中、先物主導によるインデックス買いの影響から、一時19726.01円と、直近の戻り高値を更新。しかし、オーバーナイトのポジションは取りづらい面もあってか、大引けにかけては若干上げ幅を縮めている。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1500を超えており、全体の7割を超えている。セクターでは、鉄鋼、石油石炭、水産農林、鉱業、パルプ紙、非鉄金属などが堅調。一方で、保険が唯一マイナスだった。

日経平均は大引けにかけて上げ幅を縮めたため、僅かではあるが9営業日ぶりに陰線を形成している。もっとも、地政学リスクへの警戒感が根強い中であることからみれば、総じて堅調であった。また、前日の内閣府が発表した7-9月期の国内総生産(GDP)速報値を受けて、補正予算が上積みされるとの期待が高まっている。

さらに、18-19日の日銀金融政策決定会合での追加の金融緩和実施を意識したトレードが入る可能性も引き続き注目されよう。テロへの警戒など外部環境の不透明感から上値追いに慎重になりやすいだろうが、押し目買い意欲は依然として強いとみておきたい。

《AK》

 提供:フィスコ

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