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【材料】欧州大手証券、鉄鋼株は低位でのレンジバンドを予想、新日鉄住金がトップピック

 UBS証券の鉄鋼(高炉)セクターのリポートでは、高炉各社のバリュエーションは過去トラフに近く、大方の悪材料は織り込まれていると見るものの、業界を覆う供給過剰という構造問題の解消には長い年月が必要と指摘。価格破壊、市場隔離が加速して市場は危機的な状況とみて、2015年度の高炉3社(新日鉄住金<5401>、JFEホールディングス<5411>、神戸製鋼所<5406>)の経常利益は、会社計画を小幅に下回る前年比40%減と想定。
 短期的なカタリストとして、中国ミルの減産→市況反転を見込むも、過剰能力が残る限り市況、株価ラリーも短命とみて、株価は低位でのレンジバンドを予想。
 個別では新日鉄住金をトップピック推奨している。
《MK》

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