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【経済】人民元が国際準備通貨になる日


 IMFのラガルド専務理事は「人民元を主要通貨に加えることを支持している」との声明を発表しており、11月30日に理事会を開いて人民元の承認を求めるもようだ。理事会で人民元のSDR採用が決定された場合、人民元はドルや円など先進国の通貨と並ぶ主要通貨に位置づけられることになる。

 貿易決済における人民元の使用は一層増える可能性が高いとみられており、各国中央銀行が人民元の外貨準備を増やすことが予想される。投資家の間では中長期的には人民元相場の上昇を予想する声が多いが、中国人民銀行の対応に注目が集まりそうだ。なお、17日公表された人民元の中心レートは1ドル=6.3740元で前日との比較でやや人民元高の方向に設定されている。
《MK》

 提供:フィスコ

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