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【材料】マイクロニクスが大幅増収増益も16年9月期は51.2%の営業減益を見込む

 日本マイクロニクス<6871>が続落。売り気配で始まった後、売り一巡後はやや下げ幅を縮小。
 同社は昨日引け後、15年9月期の連結決算を発表。売上高は前の期比11.4%増の324億9600万円に、営業利益は同89.7%増の61億4300万円となった。
 次期見通しとして、プローブカード事業では、メモリ向けプローブカードの需要が春ごろまで低調に推移するも、春以降は新機種スマートフォン向け需要が回復すると想定。TE事業に関しては、半導体テスタ関連にて海外展開の投資計画も進んでいるため堅調に推移すると見込んでいるものの、FPD関連では、LCD装置関連、プローブユニットともに低水準で推移すると想定。
 16年9月期の営業利益を51.2%減の30億円と予想しており、米系大手証券がレーティング「アンダーウエイト」を継続、目標株価を1300円から1000円に引き下げている。
《MK》

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