【通貨】11月16日のNY為替概況
16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、122円92銭へ下落後、123円26銭へ上昇し、123円20銭で引けた。
米国の11月NY連銀製造業景気指数が予想を下回り4カ月連続の減少となったためドル売りが優勢となったのち、原油価格の反発や日銀や欧州中央銀行(ECB)の追加緩和期待にリスク選好の円売りが再燃。
ユーロ・ドルは、1.0742ドルから1.0674ドルまで下落し、1.0685ドルで引けた。先週末にフランス、パリで発生した同時多発テロ、難民問題を受けて欧州中央銀行(ECB)の追加緩和は必至との見方からユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、132円13銭から131円56銭へ下落。
ポンド・ドルは、1.5187ドルまで下落後、1.5219ドルへ反発した。英中央銀行の利上げ先送り観測が強まりポンド売りが優勢となった。
ドル・スイスは、1.0055フランから1.0103フランへ上昇した。
【経済指標】・米・11月NY連銀製造業景気指数:-10.74(予想:-6.50、10月:-11.36)
《KY》
提供:フィスコ