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【市況】NY原油:反発で41.74ドル、需要後退懸念で売りの後、米株高好感して買い再燃


 NY原油は反発(NYMEX原油12月限終値:41.74↑1.00)。40.06ドルまで下落した後、42.25ドルまで上昇した。イスラム過激派ISによるパリ同時多発テロ事件発生後、仏米などがシリアのIS拠点の空爆を強化。中東絡みのリスク上昇が懸念され、時間外取引では原油の買いが先行した。



 一方、テロ事件ショックによる消費行動の萎縮が、景気減速につながり、原油の需要を後退させるとの懸念もみられ、NY通常取引開始後はいったん売りに転換。しかし、その後、米株が力強く上昇する動きを好感(NYダウ一時174ドル高)、原油の買いが再燃するかたちになった。

《KK》

 提供:フィスコ

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