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【通貨】欧州為替:ユーロ下げ渋り、CPI改定値の上振れで


欧州株が持ち直すなか、ユーロ・ドルは下げ渋る展開が続いている。足元は1.0720ドル付近で推移。19時に発表されたユーロ圏・10月消費者物価指数改定値が前年比+0.1%と、予想、速報値の0.0%を上振れた。これを背景にユーロ買いが観測されている。ただ、欧州中銀のコンスタンシオ副総裁は16日、パリで前週末に発生した同時多発テロに関連し、「今後の展開が信頼感に影響を与え、リスク回避の動きが強まる可能性がある」と述べ、テロの影響に懸念を示した。


欧州市場では、ドル・円は122円62銭から123円02銭、ユーロ・ドルは1.0714ドルから1.0757ドル、ユーロ・円は131円70銭から132円20銭で推移している。

《TY》

 提供:フィスコ

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