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【材料】倉元が大幅反落、ガラス基板事業の受注低迷で第3四半期営業赤字幅が拡大

 倉元製作所<5216>が大幅反落し、一時、前日比37円(12.2%)安の266円まで売られる場面があった。前週末13日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)決算が、売上高45億2200万円(前年同期比10.1%減)、営業損益3億4600万円の赤字(前年同期1億2900万円の赤字)、最終損益2億700万円の赤字(同2億4200万円の赤字)と、営業赤字幅が拡大したことが嫌気されている。ハードディスクドライブの在庫調整が一段落したことで精密研磨布事業の受注が回復する一方、市場構造や顧客環境の変化からガラス基板事業の受注は大きく低迷し、赤字幅が拡大した。
 なお、15年12月期通期業績予想は、売上高73億円(前期比7.1%増)、営業利益2億4000万円(前期1億5800万円の赤字)、純利益2億4000万円(同3億6000万円の赤字)の従来予想を据え置いている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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