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【市況】7-9月GDPで補正予算上積みへの思惑、欧州市場の影響見極め/後場の投資戦略


日経平均 : 19407.07 (-189.84)
TOPIX  : 1572.80 (-13.03)

[後場の投資戦略]

 内閣府が発表した7-9月期の国内総生産(GDP)速報値は、前期比-0.2%、年率換算で-0.8%となった。2四半期連続のマイナス成長となったことで、今年度補正予算による景気の下支えを求める声が強まっていることから、補正予算が上積みされるとの期待が高まる可能性がある。
 週明けの欧州や米国市場において、パリ同時テロ事件が与える影響を見極めたいとする模様眺めムードが大引けにかけて強まる可能性がある。ポジション圧縮の流れから再び下げ幅を広げてくることも考えられ、まずは週明けの欧米市場の動向、その後の落ち着きを見極めたいところである。(村瀬智一)
《NH》

 提供:フィスコ

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