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【通貨】欧州為替:ドルは値を戻す展開、同時多発テロの影響は限定的


16日午前の東京外為市場で、日経平均株価の下げ幅縮小を受け、ドル・円は値を戻す展開となった。前週末にフランスで発生した同時多発テロの影響は限定的。


午前の東京市場では、リスク回避的な円買いは抑制された。13日にフランス・パリで発生した同時多発テロの影響で、週明けの東京市場ではユーロがやや売られた。ただ、朝方発表された7-9月期国内総生産(GDP)は予想を下振れたものの、目立った反応なく、ドルは122円台前半で推移した。


午後以降はアジア諸国の株価動向を見極める必要はあるものの、ランチタイムの日経平均先物は横ばいで推移していることから、東京株安を意識したリスク回避的な円買い・ドル売りが再度広がる可能性は低いとみられている。


ユーロ・ドルはもみあい、1.0687ドルから1.0779ドルで推移。また、ユーロ・円は弱含み、130円65銭から131円50銭で推移。

【要人発言】
・甘利経済再生担当相
「来春のベア要求、3%は目指してもらいたい」

【経済指標】
・NZ・7-9月期小売売上高:前期比+1.6%(予想:+1.4%、4-6月期:+0.1%)
・7-9月期GDP1次速報:前期比年率-0.8%(予想:-0.2%、4-6月期:-1.2%)

《TY》

 提供:フィスコ

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