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【材料】小松精練が急伸、炭素繊維の耐震補強材を実用化と報じられる

 小松精練<3580>が急伸し年初来高値を更新している。14日付の日本経済新聞で、「炭素繊維を使った耐震補強材を事業化する」と報じられたことを好材料視した買いが入っている。記事によると、独自開発した数百本の細い棒状の炭素繊維で建物を支える技術を用いるとしており、4年内をメドに実用化し、売上高100億円規模の事業に育てるとしていることから、中期成長に資するとの見方から買われているようだ。
 株価は10月27日にそれまでの年初来高値745円をつけて以降、調整していたが、25日線を下値支持に調整一巡感も台頭していたことから、好材料によるインパクトも大きかったもよう。同社では、炭素繊維の建築分野への用途開拓を進めており、今回の報道もこの方針に沿ったものとして好感されている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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