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【通貨】外為サマリー:一時122円20銭台の円高に、リスク回避姿勢も下値に買い流入

 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時10分過ぎ時点で1ドル=122円50銭台と前週末午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高で推移している。
 現地時間で13日夜に発生したパリ同時テロによるリスク回避姿勢の高まりから、安全通貨である円への買いが強まり朝方は一時122円20銭台へドル安・円高が進んだ。その後、午前8時50分に発表された7~9月期の国内総生産(GDP)成長率は、物価変動を除いた実質で年率換算0.8%減、前期比0.2%減となった。市場予想は、0.2%減、0.1%減だった。予想を下回る内容で、午前9時以降は下値に買いが流入。ドル買い・円売りが強まり122円50銭台に値を戻している。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0720ドル前後と前週末に比べ0.0050ドル強のユーロ安。対円では1ユーロ=131円40銭台と同80銭弱のユーロ安・円高で推移している。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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