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【材料】nmsが大幅反落、16年3月期業績予想を上方修正も市場予想を下回る

 日本マニュファクチャリングサービス<2162>が大幅反落。前週末13日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の673億8000万円から650億円(前期比32.0%増)へ、営業利益を11億円から15億円(同3.0倍)へ上方修正したが、市場予想の営業利益16億円前後を下回ったことが売り材料視されている。
 上方修正は、海外EMS事業で、白物家電を中心とした高収益案件が受注が増加したほか、15年3月期第4四半期から連結対象となったパワーサプライ事業で、製造コストや販管費などを保守的に見積もっていたが、想定以上に抑制することができたことが寄与したという。また、業績予想の修正に伴い、従来5円を予定していた期末一括配当を7円(前期5円)に引き上げるとあわせて発表したが、これに対する反応は限定的のようだ。
 なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高320億4300万円(前年同期比34.7%増)、営業利益8億9000万円(同3.8倍)だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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