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【材料】シンニッタンがウリ気配、16年3月期業績予想を下方修正、タイの自動車生産の回復遅れ

 シンニッタン<6319>が朝方からウリ気配で推移している。前週末13日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の195億円から170億円(前期比15.5%減)へ、営業利益を19億円から13億5000万円(同20.2%減)へ、純利益を12億5000万円から8億円(同42.3%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
 タイ市場での自動車生産の回復の遅れやタイ・バーツ安が要因という。また、9月9日から10日にかけての栃木・茨城県の記録的な大雨により、生産設備が水害にあった影響も売り上げ減少や災害損失引当金繰入額の計上などで業績に響いたとしている。
 なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高89億5100万円(前年同期比3.8%減)、営業利益7億5600万円(同11.7%減)、純利益4億6800万円(同34.1%減)だった。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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