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【材料】ブイキューブ---3Qは34%増収、クラウド型サービスとアプライアンス販売が伸張


テレビ会議のブイキューブ<3681>は13日、第3四半期累計(2015年1-9月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比33.7%増の44.07億円、営業利益が同15.9%減の1.66億円、経常利益が同98.0%減の0.05億円、純損益が0.95億円の赤字(前年同期は0.91億円の黒字)となった。

売上高についてはクラウド型サービスが伸張したほか、子会社パイオニアVCによるアプライアンス販売が大きく伸張した。損益面では、積極的な販売活動投資を実施したほか、海外連結子会社への貸付金に対する為替差損を計上したことなどが影響した。

決算発表と同時に通期業績予想を修正している。修正後の通期計画は、売上高が前期比32.4%増の62.00億円、営業利益が同25.6%減の3.00億円、経常利益が同69.7%減の1.80億円、純利益が同95.0%減の0.13億円を見込んでいる。

同社は、クラウドを使ったWeb会議やWebセミナー(Webinar)を中心とした「ビジュアルコミュニケーションサービス」を展開する。国内及びアジアで急速に事業拡大中。営業支援、遠隔教育など幅広い製品を取り揃えて商品開発・提供に注力している。

《SF》

 提供:フィスコ

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