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【通貨】NY為替:ドル・円は122円61銭、予想下回る米小売やPPIでドル売り


 13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、122円44銭へ下落後、122円99銭まで反発し122円61銭で引けた。米国の10月小売売上高や生産者物価指数(PPI)が予想を下回ったことを嫌いドル売りが一時強まった。その後発表された米国の11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値や9月企業在庫が予想を上回ったこと、メスター米クリーブランド連銀総裁が「米国経済は利上げに対処できる」と利上げを支持する発言をしたため、ドル買いが再燃した。


 ユーロ・ドルは、1.0795ドルから1.0714ドルまで下落し1.0770ドルで引けた。予想を下振れたユーロ圏の7-9月期GDP速報値を受けて、ECBの追加緩和観測に伴うユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、132円22銭から131円56銭へ下落した。


 ポンド・ドルは、1.5264ドルまで上昇後、1.5188ドルへ下落した。ドル・スイスは、0.9990フランへ下落後、1.0095フランへ上昇。スイス国立銀行によるフラン高是正介入警戒感にフラン売りが強まった。

《KK》

 提供:フィスコ

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