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【市況】NY金:続落で1080.90ドル、根強い米利上げ観測で売り勝る


 NY金は続落(COMEX金12月限終値:1080.90↓0.10)。1088.00ドルまで上昇した後、いったん1078.90ドルまで下落した。この日発表の米国の10月小売売上高が、予想を下回る伸びとなったことから、ドル売りが一時強まったタイミングで、金は急速に買い戻された(ここでNY通常取引高値)。



 しかし、米連邦準備理事会(FRB)の12月利上げ観測は根強く(市場が予想する確率約70%)、まもなく売りに転じた(NY安値)。その後は、米国の11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値、9月企業在庫が上振れだったが、株安が続いていたことで、金はもみ合い状態になったもよう。

《KK》

 提供:フィスコ

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